“熱間型打鍛造”とは?
金属材料を高温に加熱し、柔らかくした上で、製品の形になった金型で材料を挟み込み、鍛圧機によって打撃を加え狙った形状に加工する方法です。加熱して金属材料が柔らかくなった状態で加工するため、自由自在に加工する事が可能となります。
特徴その1
打撃加圧させることにより、金属内部の結晶粒が細かくなり、ムラがなく、均質になるため、引っ張り強さ、硬さなどの機械的性質が改善されます。
特徴その2
目的の形状に成形されることから、機械加工が省略または最小限で済み、材料節減につながります。
WORKS 事業案内
PROCESS 熱間鍛造工程
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金型設計・製作
ご承認いただいた鍛造図面をもとに3D-CADで金型図を設計し金型製作致します。
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鋼材購入・切断
国内メーカーJIS規格の鋼材を購入、生産計画に従い所定の長さ・重量に切断。
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加熱
高周波誘導加熱炉にて素材を約1,250℃に加熱
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型鍛造(ハンマーorプレス)
所定の金型が取り付けられた鍛圧機にて型打を行う。
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トリミング
所定の金型が取り付けられたプレス機にてバリ抜き行う。
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熱処理
指定の方法により熱処理を行う
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ショットブラスト
高温で製品表面が酸化することにより生じるスケール(酸化鉄)を除去するために行う。
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検品
ノギスや目視により外観・寸法検査を行う
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出荷
自社便または業者便にて納品
PROCESS 熱間鍛造工程
PRODUCTS 製品紹介
鉄・ステンレス素材を中心に、建設機械、産業機械、農業機械、船舶、建築、食品、医療、半導体など、様々な機械構造部品を製造しています。
エアスタンプハンマー 鉄製品
材料径:Φ28~Φ80 製品重量:約1.5kg~約8.5kg
※製品形状により異なります。
エアスタンプハンマー ステンレス製品
材料径:Φ28~Φ70 製品重量:約1.0kg~約6.0kg
※製品形状により異なります。
600tプレス 鉄製品
材料径:Φ22~Φ50 製品重量:約0.2~約1.7kg
※製品形状により異なります。
600tプレス ステンレス製品
材料径:Φ22~Φ40 製品重量:約0.2kg~約1.0kg
※製品形状により異なります。
PRODUCTS 製品紹介